2016振り返り【激闘を制したメンバー紹介】

豪華絢爛 ホームランアーティスト

#10 勝又大陽 ~ミスターオーバーフェンス~ 

   【KATSUMATA TAIYO】主な武器:カタリスト2014

 

 主将。物欲無し、あるのは食欲とホームラン欲のみの男。親に似て声が通らないくせに近頃声変わりをしたためますます声が通らなくなりキャッチャーとしては致命的。

巧みなリードと強肩でチームを引っ張る主将&主砲。好きな野球チームは?と聞くと、

「とくにありません。野球というスポーツが好きなので面白い試合を見せてくれればそれで満足です。」

などとぬかす生意気さ。

 秋のジュニアリーグではホームラン王、決勝トーナメントではMVPを密かに狙っていたが、自分はそういう野心をもっているときは絶対に獲ることできない男なんだといつ気づくのだろう。

 秋ジュニアの決勝トーナメント直前に腰痛が激化。前日に腰椎疲労骨折の疑いと診断されるも、最後の大会ということでお医者さんにも了承をいただき、なんとか出場。痛みをおしながらも決勝で決勝点となる先制2塁打を放った。

 

 

#2 杉村敬斗 ~モンスター級1/2成人~ 

   【SUGIMURA KEITO】

 

 6年生を差し置いて4番に座る4年生(最近不調で外れがち)。時には一塁手、時には

外野手、時には投手、時には捕手、時には遊撃手と4年生なのに色々やらされて混乱している。サインがわからず首をかしげるのはご愛嬌。試合になれば相手が上級生だろうと、立ち向かう勇気と強さをもち、ふてぶてしさは父親似。

 秋の決勝トーナメント決勝では0-0の接戦において簡単な一塁ゴロをエラーし、監督の隣にいるスコアラーである父のこめかみあたりがピキッとしたのを確認したが、0点で抑えたのでセーフ。来年は53mを超えることを期待されている。 

 

ダイヤモンドの貴公子

#6 斎藤亘平 ~全力少年~ 

  【SAITO KOHEI】

 

 副将。ダイヤモンドを駆けるときは常に120%。声をだす時も120%(エラーしたら50%に低下)。三塁手・遊撃手・外野手として声が通らない主将に変わり、チームを牽引。守備範囲の広さは竜房台随一。接戦で勝ってる時に最後の打者が打った球がけっこうきたりする。ひきの強い男。

 秋に入り、両親それぞれの熱血指導(たま~に指導の食い違いによるおあついケンカ)の甲斐もあり打撃が開花。西リーグのホームラン王になるとともに、決勝トーナメントの準決勝では値千金の2ランを放つなど、親を泣かせるポイントがわかっている、やはりひきの強い男。

 

 

#4 高橋士穏 ~ボール呼び寄せます~ 

  【TAKAHASHI SHION】主な武器:ミズノAX4 2015

 

 ダイヤモンド一周タイムはトップクラス。ティーでの飛距離もトップクラス。名前の通り穏やかで甘いマスクとは裏腹に、爆発力は誰よりも大きい二塁手。死球と自打球とどこからかとんでくるボールに当たる数もトップクラス。

 緊張するとどこかしら体調に異変が表れるところは最後まで治らなかったが、秋の決勝トーナメントでは最後までグラウンドに立ち続け、ヒットまで放った。

 秋に入りボール愛され具合はお母さんに伝染。お母さんまでもが何度もボールに当たるという事態に発展した。

 

PRIDE OF ACE

#1 牧野柊芽 ~シュウガ様~ 

  【MAKINO SHUGA】主な武器:カタリスト2015

 

 1番打者で竜房台の静かな核弾頭で、ピンチになってやっとエンジンがかかりチームを救うピッチングをする男。クールに燃えるぜが似合う。絶体絶命のピンチに打席にたつと、応援席のお母さん方が揃って祈りのポーズをとり、神様仏様シュウガ様とつぶやかれている。秋に入ると感情が表に出ることがしばしば。ちょっと涙もろい一面を露呈してしまった。最後の決勝トーナメントでは急病にかかり欠場であったが、決勝前に姿を現したとき、グラウンド全体がざわめくという漫画みたいな現象を起こした。

 

 

#5 上田英暉 ~真・鋼の心臓~ 

  【UEDA HIDEKI】

 

 5年生時より投手として活躍。今年度に入って制球に苦しんだが、監督からの精神攻撃を耐え抜き、見事克服。体格以外は一回り大きく成長した。監督の説教中に口を挟み、「黙ってろ」とよく一括される。低学年に対しての質問なのにさらっと答えてしまい、「黙ってろ」と一括される。

 秋に入りエースナンバーをシュウガに譲ったが、決勝トーナメントでは急病のシュウガに代わり孤軍奮闘。MVPまで獲得した。4年生時の低学年大会から今回にいたるまで、結局最後はもっていく男。

  

光を超えるスピードスター

#3 小林和史 ~瞬神~ 

  【KOBAYASHI KAZUFUMI】主な武器:ブラックキャノン2016

 

 副将。努力をすれば必ず報われることを一番知っている。出塁すれば眼光鋭く見据える先は次の塁。一瞬の隙も逃さないその姿はまさにチーター。一度火がつけば手がつけられない打力は最終回同点で2アウト満塁、3ボール2ストライクで高めにきたクソボールに手をだしてサヨナラヒットにしてしまう程。センターでの守備力は最早芸術。実は影のムードメーカー。

 秋ジュニア決勝トーナメントの決勝では、センターを守り左中間に守っていながら右中間のフライに追いつき、失点を防ぐという会場全体が度肝を抜く守備範囲の広さを見せつけた。

 

 

#11 長井聖來 ~走りだしたら止まらない~ 

   【NAGAI SERA】主な武器:ミズノAX4 2014

 

 出塁すればとにかく走りたがる。速さにおいてはトップクラスの力をもっている。

その速さで外野を守るため、間に打たれても大体追いつける。が、グローブの下を抜けていくこともしばしば。打てない時エラーした時も顔に出るが、褒められるとすぐににやけるところがかわいい。おばあちゃん大好きの優しい男

 秋ジュニアの決勝トーナメント決勝では最後の打者が打った打球がレフトに飛んできて全員に「お願い捕ってくれ」とお祈りされる。もちろん、ちゃんと捕球しウイニングボールをゲットした。

 

最強の矛と盾

#12 柳田舷太郎 ~メガネの奥から鋭く光る~ 

   【YANAGIDA GENTARO】

 

 右翼手、最強の「盾」。内野ゴロのカバーは誰よりも速く、落ち着いてプレイするととんでもないファインプレーを見せてくれる。小金新人戦ではチームを救うライトからのカバーで敢闘賞まで獲得した。エラーをするとすぐに焦ってしまい無駄な動きが多くなるのがたまにキズ。真夏の練習になると、inピロティが多いが、メガネをとると超絶イケメン。

 秋のジュニアリーグ最終戦のやなぎフューチャー戦が最後の出番となったが、最終打席でセンター返しを放ち、両親と弟の前でコールド勝ちを呼び込む奇跡をみせた。 

 

 

#9 渡辺幸祐 ~リアクションポエマー~ 

  【WATANABE KOSUKE】

 

 努力を重ねクリーンアップを任されるまでに成長した最強の「矛」。よく走らされる竜房の練習の中で一番苦しい思いをしながら最後まで走り切る根性を持っている。ちょっとの音ですぐに驚くビビリであるが、そのオーバーリアクションが周囲の緊張を解きほぐす。大人と話すときはちょっとした比喩表現を織り交ぜるなかなかのポエマー。

 秋以降は下位の打順となったが、秋のジュニア決勝トーナメントでは主にライトを守り、最終打席においてもキレイなヒットを放つ。竜房さんはなんであんな子が下位打線にいるのかと、他チームのスタッフから突っ込まれる存在。

 

奇跡の勇者、始動!

#7 中川和季 ~バットはころころ変えます~ 

  【NAKAGAWA MASAKI】

 

 左翼手。竜房の出塁王。とにかくなんだかんだで出塁するという奇跡を見せてくれる。マジメにフマジメな怪傑ゾロリ男なので行動は誤解されがちではあるが真剣な時は目を見ればすぐに分かる。案外投手としての素質はあるが、恥ずかしがり屋のため、お別れ大会まではその勇姿を見ることができない。口癖は「このバット、芯ないし~。」

 秋に入り、待望の一桁背番号を獲得。ジュニアリーグに入り、ホームランを放つなどこれまでの鬱憤を晴らすかのような活躍を見せる。おそらくマサキの父がようやく本格的に参加しはじめたことも原因の一つ。

 守備については相変わらずで斎藤コーチから最後の最後まで怒られていた。 

 

 

#8 増田 空 ~マスダノココロは秋の空~ 

  【MASUDA SORA】

 

 6年生11名の中でもっとも監督に怒られている。その名の通りプレイは晴れてたり、曇ってたり、嵐だったりで何をしでかすかわからないが、1試合に1個は魅せてくれるので期待度は大きい。4年生時の1/2成人式においてチームの子供たちが将来プロ野球選手になると発表した中、「プロ野球選手と迷ったけどサッカー選手になりたいです。」と八ヶ崎小4年生全員の前で名言を残し、見ていたお母さんが頭を抱える事態となった。

  秋に入り外野が基本であったが、シュウガの病欠に伴い、秋ジュニアの決勝トーナメントではサードを守るも、無難にこなしてくれた(もちろんエラーありのおまけつき)。決勝の虹の街戦ではピッチャー強襲ヒットを放ち、決勝点をとる起点となる活躍を見せた。監督がこだわって9番で使い続けた理由を最後の最後に証明してくれた親孝行ならぬ監督孝行男。

 

小さき勇者、夢大きく

#13 小林里穂 ~神に守られし代走スペシャリスト~ 

   【KOBAYASHI RIHO】

 

 代走で出れば必ずホームに生還する救世主。ここぞの場面で突然出番が回ってくるので大体ベンチで名前を呼ばれるとキョトンとしている。

 兄譲りの俊足は、3年生でありながら相手チームを警戒させるほど。代走リホと監督が告げたら相手チームは1点を覚悟した方がいい。

 

 

#14 佐久間隼士 ~その肩の強さはどこから~ 

   【SAKUMA HAYATO】

 

 4年生の中でも体は小さいが、足の速さと肩の強さは5年生以下の中ではトップクラス。6年生に混じってベンチに入るのでなかなか試合の出番は回ってこないが、ベンチワークをそつなくこなしてくれるので試合はとても助かっている。

 返事は短く「ハイッ」と本人にいうと「ハ~イ」と返すなかなかの強者。その足の速さを活かすため、左打者へ転向。